1回転する流行

先日、ラジオで流行の話がありました。

去年はこれこれが流行った、今年は何が流行るか、とか。

最近の傾向として、新しいものが流行るとは限らずむしろ早すぎて一回転して昔のものが流行ったりすることと、一定の傾向はなくなったということが言えるそうです。

一言でいえば、多様性と多方向性が最近の傾向かな~と思いました。

単純に、昔のものが見直されるのとはちょっとちがうような、そこには新しい解釈があるような気がします。

私が中学生の時に聞いていた「モーグ・シンセサイザー」の音楽を最近あらためて聞いています。お正月に聞いていたのは富田勲の「月の光」でした。

当時は、新しすぎて理解不能な部分もありましたが、デジタル全盛の現代からみれば技術的にはむしろ幼稚に見えてしまうから不思議です。

同じ音楽を聴いても当時とは全く違う解釈ができるのも楽しいものです。

「こんなことがやりたかったんだ~、なるほど」と。

美容外科の手術にも同じことが言えると思います。昔の手術の中にも新しい解釈ができるものがあるのでは?と。

去年までは敬遠されがちだった「手術」そのものも、おなじような解釈ができるような気がしています。