医療脱毛で毛が濃くなることがある?「硬毛化」について解説

はじめに

医療脱毛を受けた方から、
「脱毛したのに、逆に毛が太くなった気がする…」
「背中の毛が目立つようになって不安です」
といったご相談をいただくことがあります

実はこのような現象は、「硬毛化(こうもうか)」と呼ばれ、脱毛のごく一部のケースで起こる可能性があるものです

今回は、硬毛化のメカニズムや予防法、起きてしまった場合の対処法について、皮膚科専門医の視点からわかりやすく解説します🙋🏻‍♂️

硬毛化とは?

硬毛化とは、脱毛レーザーや光脱毛の照射後に、本来細くて目立ちにくかった産毛(うぶげ)が、太く・濃くなる現象です

特に次のような部位に起こりやすいとされています:
 • 背中
 • うなじ
 • 二の腕
 • 肩
 • 顔(フェイスラインなど)

また、他にも

・20~30代の女性に起きやすい

・元々の毛量が多く(産毛が多い)毛が濃い人

・色白で毛孔が開き気味の人

に起きやすいと言われています😣

なぜ硬毛化が起こるの?

硬毛化の詳しいメカニズムは、実はまだはっきりとは解明されていません💦

ただし、有力な説のひとつとして、「中途半端なエネルギーが毛に刺激を与えてしまう」ことが原因と考えられています(ΦωΦ)

レーザーのエネルギーが毛根を破壊するには十分ではないが、刺激になる程度の強さだった場合、毛根が逆に活性化して、毛が太くなってしまうことがあるというわけです。

硬毛化が起きてしまったら?

万が一、硬毛化が起きてしまった場合でも、適切な対応をすることで改善が期待できます

当院では次のような対応を行っています:
 • 出力を調整した再照射
 • 波長を変えたレーザー(例:アレキサンドライト→ヤグ)による照射
 • 硬毛化が起こりやすい部位への慎重な照射方針

また、毛周期に合わせて適切なタイミングで施術を行うことも重要です💡

硬毛化が起きてしまった時にしっかりと対応してくれるクリニックを選ぶのが大切なんだね!

まとめ

硬毛化は非常にまれな現象ですが、起こる可能性がゼロではありません。特に産毛が多い部位に脱毛を希望される方は、医師のいる医療機関でしっかりとリスク説明を受けることが大切です✨

当院では、カウンセリング時に硬毛化のリスクも含めて丁寧にご説明し、一人ひとりに合った照射計画をご提案しています

気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください(^O^)/

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