ニキビでお悩みの方へ➀

こんにちは! 八事石坂クリニック八事院の看護師です🎀

今回はニキビについて、ご紹介したいと思います。

最近は暖かくなってきて、花粉によるニキビでお悩みのお客様をよく見かけます。

また思春期ニキビや乾燥ニキビなどで、当院を受診される方もいらっしゃいます。

そういった方々に知っておいてほしい情報をお伝えできればと思います💁🏻‍♀️

ニキビのメカニズムとは?

ニキビが形成されるざっくりとした流れは

1.皮脂や分厚くなった角質層によって毛穴が塞がれる

2.塞がれた毛穴の中でアクネ菌が増殖する

3.アクネ菌が刺激物質を放出し、周囲の組織・細胞に炎症を起こす

です。

アクネ菌を殺菌することよりも、毛穴を塞がないようにすることの方が大事かもしれません。

それぞれの段階について詳しく記載していきます。

1.毛穴が塞がれる

ニキビと言えば「皮脂が原因」と思われる方が多くいらっしゃいます。

もちろん皮脂の分泌過多によって、毛穴が塞がれることもあります。主に思春期ニキビで見られます。

ただ皮脂だけが原因ではありません。

冒頭でも記載した通り、花粉が皮膚に刺激を与え、角質層のバリア機能が低下し、角化異常が起こります。

角化異常とは、本来垢として自然に落ちていくはずだった角質細胞が皮膚に残り続け、角質層が分厚くなってしまうことです。

垢として剥がれ落ちるはずだった角質が毛穴を塞ぎ、ニキビを引き起こしてしまいます。

これは花粉だけでなく、乾燥によっても同様のことが起こりえます。

2.塞がれた毛穴の中でアクネ菌が増殖する

皮脂や角質によって、毛穴が塞がれると、アクネ菌が増殖します。

アクネ菌とは皮膚の常在菌であり、バリア機能が正常な皮膚であれば、何の問題もありません。

ただアクネ菌は嫌気細胞(酸素を嫌う細菌のこと)であるため、酸素が少ない場所で活性化します。

ですので毛穴、特に皮脂や角質が詰まった毛穴は、酸素の少ない密閉空間となるため、アクネ菌の大好きな場所となります。

こうしてアクネ菌が増殖していきます。

3.アクネ菌が刺激物質を放出し、周囲の組織・細胞に炎症を起こす

先述した通り、アクネ菌は皮膚の常在菌です。そして私たちの肌を守ってくれています。

アクネ菌は皮脂(その中でもトリグリセリド)を食べて、それを分解し、遊離脂肪酸とグリセリンを産生します。

遊離脂肪酸は肌を弱酸性に保ち、黄色ブドウ球菌などの繁殖を防ぐ役割があります。グリセリンは保湿効果があります。

つまりアクネ菌は悪い菌ではなく、肌に必要な菌といえます。

しかし酸素の少ない密閉空間では、アクネ菌が増殖し、過剰に遊離脂肪酸が産生されます。

そうすると本来肌を守るはずの遊離脂肪酸が、毛包壁を刺激します。この刺激に対し身体の免疫細胞が反応します。

白血球はアクネ菌を殺菌するために、活性酸素をまき散らします。

酸素に弱いアクネ菌はこれで死滅していくのですが、量が多ければその分、活性酸素も多くなり、自細胞への悪影響も出てきます。

それを防ぐために人体には抗酸化酵素が備わっていますが、あまりに多いと抗酸化作用も追いつかなくなります。

こうして炎症が起きていきます。

さらに進行すると、毛包壁外(真皮)に炎症が広がり、コラーゲンなどを破壊していきます。これがクレーターの原因です。

まずは皮膚科へ!

今回はニキビのメカニズムについてご紹介いたしました。

ニキビ予防や対策方法、治療方法なども今後ご紹介できたらと思います。

そもそもニキビは医学的に「尋常性ざ瘡」という皮膚疾患です。保険診療で治療することができます。

まずはお近くの保険診療が可能な皮膚科へ受診されることをおすすめします。

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